周りで活用をしている人が増え、ちょっと気になってきたふるさと納税。
今まで、なんかわかりづらくてめんどくさいなと思って敬遠してましたが、きちんと調べてみようと思い立ちました。
ふるさと納税とは
↑まとめたサイトはいっぱいあるのだけれど、難しいので、自分なりの解釈を書いてみると‥
小さい頃田舎で育ち、そこで医療費無料とか自治体の制度にあやかるものの、おとなになって都会へ行ってしまった場合は、その税金は現在住んでいる自治体に収めることになってしまい、生まれ育った地方は損になってしまう。
生まれ育った地方にも納税できるようにしよう!というのが始まり。
(※制度的には制限がないので、生まれ育ったところでなくても納税可)
何が得か
ふるさと納税をすると、その地方からお礼品が届く。
手数料的なもの(2000円)はかかるものの、もともと払う税金の納め先を変えるだけでお礼がもらえるので、お得♪ということ。
大雑把な仕組み
正確に言うと、一旦自費でふるさと納税したい地方にお金を支払い(その際に、その税金をどう活用してほしいかとお礼品が何がいいかが選択する)、お礼品を受け取る。その後手続きをすると、納税した分から手数料的なもの(2000円)を引かれた金額が、自分がもともと納めるはずの納税額から減らされるというもの。
(1)ふるさと納税をする
▼ふるさと納税ができる有名なサイト
(2)お礼が届く(申込日によっては確定申告の後になる場合もある)
(3)確定申告
会社がやってくれる人(普通のサラリーマンとか)は、ワンストップ特例の用紙をふるさと納税をした自治体に提出すればOK
(4)もともと払う予定の税から減額される
注意点
「自分がもともと納めるはずの納税額から減らされる額」には上限あり。
年収、扶養家族がいるか、住宅ローン控除があるかだとかで違う。その額を超えてしまったら自腹。これは(シミュレーションサイトはあるものの)自分で計算するしかないので、万が一のことを考えて、計算額より少なめにしておくのが無難。
また、ふるさと納税自体はいつでもできるけど、去年の年収を参考に申し込んだら、会社を解雇になったりだとか、ボーナスなくなったりして所得が変わったりだとかもあり得るので、多くの人は締め切り間際の年末にするみたい。
誰が損をしているのか
ふるさと納税の概要についてはどこのサイトにも載っているのだけど、そこには載っていなくてすごく疑問だったこと、ふるさと納税した人は納税先を変えるだけでお礼がもらえるのだから、そのお金はどこから出ているのか…。
↑詳細が載っているサイトをようやくみつけました。詳細すぎるのでまとめると…
・選んでもらえた自治体:税収増える
・お礼に選ばれた商品のお店:売上UP
・本来払うべき自治体:税収は減ってしまうが、その分(全部ではないが、多くの部分が)国から補填が出る
・国:補填分の損
ということで、国が一番損する様子。
ただ、
・税収の公平化をはかれる
・ふるさと納税は、税が何に使われるかを選択できることから、国民に政治への参加意識をもたせられる
・地方の特産物に注目してもらい、地方活性化して消費税でもどってくればOK
ということから、トータル的には損ではないようです。
まぁ、このおもわくとは離れて、お礼品にばかり目がいってしまっているようだけど(^^;。
ちゃんと意味を知って、うまく活用できたらいいなと思いました。