the cat's whiskers

とてもすてきなこと

和菓子の深さに感動

和菓子屋さんに行きたくなる本を読みました。 

和菓子のアン(坂木司

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー。(BOOKデータベースより)

 

ストーリーは最初ライトノベルっぽくて、ちょっと苦手かなと思いましたが、その中で触れられる和菓子のお話がとても素敵でした。

和菓子は、お団子、苺大福、桜餅あたりしか食べる機会がなかったですが、この本を読んで、ただ可愛いみかけだと思っていた練り切りや、何故その形だかわからなかった菓子に、それぞれ季節感や込められた意味があることを知りました。

 

和菓子に込められた想い

例えば一見地味に見える下のお菓子は…

菓子の用語「水無月」

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6月30日は水無月を食べる日です。京都では1年のちょうど折り返しにあたるこの日に、この半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事「夏越祓(なごしのはらえ)」が行われます。(略)

水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。

<京都・京菓子の老舗 甘春堂サイトより>

 

作中の下記の文章が印象に残ってます。

和菓子は俳句と似てるんだ。(略)

俳句は短い言葉でできた詩の中から、無限の広がりを感じることができる。でも、知識がなくても言葉の綺麗さは伝わるし、知識があったらその楽しさはもっと広がる。

 今度和菓子屋さんをみかけたら、じっくりラインナップをチェックしようと思います。

そしてその和菓子の背景を感じて楽しめる、素敵な女性になりたいと思いました。

 

おまけ

 そういえば、Twitterでおみかけした企画が気になっていたんでした。

bookfest.hateblo.jp

というわけで、せっかくなのでこの記事エントリーします(笑)。

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